英語が話せない理由 ③ 中途半端な知識 その2

OZPA_hankachikandekuyashigarus500前回の続きですが、英語に対する「中途半端な知識 その2」です。

英語において、文法等の認識の方法は4つに分けられると私たちは考えています。

1: 理解して使っている。
2: なんとなく理解して使っている。
3: 理解していないけれど、意識せずに使っている。
4: わからないし、使えない。

ここでとりあげるのは3の「理解していないけれど、意識せずに使っているもの」です。この3を意識して理解している状況にしておかないと突然、英語が不安になることがあります。
例えば、

Mr.
Mrs.
Miss
Ms.

という名字につく英語がありますが、実はMissにだけ「.」が付きません。
意識している人がどれだけいるかわかりませんが、こうした些細な事は理解せずに使えます。しかし「何でこれだけ違うんだ?」と思うとあれこれわからなくなってしまうのです。当たり前の様に使っていた物がわからなくなると、今まで積み重ねて来た物の全体が不確かな物に感じてしまうのです。

ちなみにこれの正解は「Miss」以外は略語なため「.」が必要となっています。MrはMisterの略です。p.m.とかa.m.も同じ理屈です。

これは簡単な例なですので混乱になりませんが、中にはとても混乱を招く用法もあります。
例えば、

I`m done.

I`m finished.

という言い方があります。日常会話では非常によく聞く用法です。
しかし、これの文法を正しく言える人はほぼいません。多くの人はこれを「受動態」と答えますが、正解は「完了形」です。

これは完了形の古い用法の名残りで、be + 過去分詞(形容詞的用法)で「終わった状態にある」という用法です。しかし、これを完了形ではなく受動態だと認識していると理解出来ない事が出てくるのです(ちなみにこの文法だと利用出来る動詞はある程度限られます)。これが「理解していないけれど、意識せずに使ってしまっている物」の代表例です。また文法書も必ずこうしたのを説明してくれる訳ではないので、いくら探しても見つからない事があり、それが余計に不安を増大させます。ちなみにこの文法について説明している文法書は限られています。

上記のような物に出会ってしまうと自分の英語がとても不安になります。そして正しいと思っていた物が正しくなく感じてしまうため、自信も失われます。もちろん例外は沢山あるのですが、先にも書いた通り当たり前が当たり前じゃなくなった瞬間から認識の崩壊が始まり、それは英語に対する不安になります。

ですので、これは前回のブログにも書いてありますが基本をとにかく確認し、また確認もしないような事も確認してみることが大事な事となります。